6.08.2013

Yoga in Byron


Byron Bayといえば、ヒッピー&サーファーの町という感じだからナチュラル思考寄りのカルチャーが進んでる。オーガニックフードやコスメ、スピリチュアル系ショップ、あとはやはりヨガのメッカ的な側面もある。3月と10月にはヨガ音楽ダンス瞑想タントラヒーリングがテーマの「SPIRIT FESTIVAL」ってヨガフェスもあったり。で、こちらに来てから通っていたのがこの「BYRON YOGA CENTRE」。

ヨガにはいろいろな宗派的なものがあるのだけど、ここのはハタヨガを基本に安全面に配慮して色々なサポート道具を使うヨガでした。マットのほかにブランケット2枚、長いクッションとブロック2つ、ストラップと最後のシャバーサナではアロマのアイピロウを使ったりする。


さらにはマットを壁際につけて壁を利用して逆さになるポーズをしたりと、ちょっと独特。ヨガ講師の育成も盛んで、プロの先生のクラス以外にもティーチャートレイニーっていう先生になりたての人のクラス(ちょい割安)やトレーナー教育の実地編として無料で開催されるクラスもあったりした。

もっとも大事なヨガ英語といえば「inhare」=(息を)吸って、と、「exhare」=(息を)吐いて。ほかはヨガ何回かしてたら大体どいういう意味かわかる。一番早いクラスは朝の6時から。それにはさすがに行ったことないけど、放課後から行ける4時とか6時のクラスとかに行ってた。基本の型が中心のビギナークラス、癒し系のエッセンシャルクラス、姿勢と呼吸にフォーカスしたリストラティブクラス、負荷が強めのダイナミッククラスと種類があって、どれも道具を用いるからどんなレベルの人でも参加できる仕組みになってて、わたしは水曜6pmからのKristy先生によるリラックス系のヨガが一番好きだったな。お香を炊いて、心地よい音楽を流しながら、無理のないポーズをして意識にフォーカスして行くタイプ。シャバーサナで一回宇宙にトリップしたこともあった!

で、思い出深いのがティーチャートレーニングの無料ヨガでオーストラリア人に混じって講師をしていた、首に蝶のタトゥーのあるナホさん。日本人だけど海外にずっと住んでいる人で、いままで会った人のなかで結構トップレベルにぶっ飛んでいた。メインビーチで亜子ちゃんとチルッていたらフラリと現れて、こんな話をしてくれた。なにがあれかって生い立ちがおもしろくて、アーユルヴェーダなどに造詣の深いご両親の元東京にうまれその影響で小さい頃からヨガをしていたそう。一旦ヨガはやめて、15歳で家を出て(!)いつの間に東南アジアで悪い商売をしていて(!)、これではあかんと16歳で日本の家に帰ってきたけどひとつ下の妹が妊娠していたそう(!)。これではあかんと何故か小笠原諸島の島へ渡る(!)。島では山や森で気持ちよいときには裸で遊んでいて(!)、島民には素っ裸のまま挨拶したりしてたらしい。あるとき、島のスピリチュアル系のおじさんが、「きみは自然と関わるのが好きみたいだからヨガをしたらいいよ」と言われて、小さい頃やっていたころを思い出し、改めて勉強してみるかと18歳でNYへ渡る。ヨガを通じて精神世界と肉体、食のことなどを学んで、インドへもヨガ修行にでかけたそう。4年前からオーストラリアに住んでいて(いまはパートナービザで)、温暖なケアンズでバーのマネージャーをしながらヨガもたまに教えてると言っていた。ヨガの思想やそれに関連する精神世界の話、宇宙のこと、食の神秘などを話し始めると止まらない。メインビーチでおもむろにポーズをとったり↓しながら専門的な話をたくさんしてくれた。日本でも表参道でヨガを教えてたことがあるらしいんだけど、大好きな逆立ちのポーズ(身体にとてもいい影響がある!と熱弁)を初心者の生徒にゴリゴリ教えてたら、生徒から苦情が入ってクビになったと言っていた(!)。「でもわたしはどうしても逆立ちをやってほしい!だから先生には向いてないんだ」とも言ってた笑。この人以上に"自然体"という言葉がハマる人に今後出会える自信がない!ってくらいセンセーショナルな出会いだったな。ちなみに、仕事はどこで暮らしていてもどうにでもなってきたと言っていた。1つしか年上じゃないのにすごい年上に人に感じたな。
バイロン最終日となる日曜の今日も、朝からWong先生のDynamicクラスを取ったよ。
二日酔いだからキツいポーズはかなりあきらめたけど、気持ちよかった!寝不足だし、飛行機でよく眠れそうだ!

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