先週の水曜日に交通事故に遭いました。
わたしが自転車に乗っていて横断歩道を渡っていたら
右折する車が左から来る私に気がつかず私にぶつかった。
幸い止まっていたところからの発進だから
ホントにちょっとぶつかっただけでわたしも自転車も無事だったけど、
倒れた瞬間はなんだかよくわからず、
自転車から横転したので脚を思いっきり地面にぶつけて
そのあとよく動けずにいたら周りの車のひとたちが
車を降りてすぐにこちらに駆け寄ってきてくれた。
混乱していたけど、助けてくれる人がたくさんいたので安心できました。
ハワイは本当に良い人が多いなぁ〜なんて、
脚がまぁまぁ痛いのも忘れて感動していると
助けにきてくれたうちの男性のひとりが電話した911からすぐ救急車が到着。
車に自力で乗り込み事故現場の間隣りの病院に10秒くらいで到着。
救急隊員と警察に色々質問されて
「とりあえず大丈夫そうだな」みたいなことでケースレポートの紙を渡され、
わたしにぶつかってきた韓国系のおばさんの車に
自転車共々乗り送ってもらって帰宅。
この日予定していたことは全てキャンセルして休養することにしました。
すごく疲れていたから内心休むことができてうれしかった....
ふふふ。
家に帰ってきて冷静になってみたらまぁけっこう痛いぞ。
トイレに行くのも時間かかる。
骨には差し支えなくただの打撲のようだけどなかなか痛い。
結局学校も行けないので、Medical Reportを貰うため次の日に病院に行きました。
病院なんか普段歯医者くらいしか行かないわたしだけど、
いきなりERにいってみた。
最近ドラマ「グレイズアナトミー」を観ていたから
怪我もなかなかしない私なのにこんな現実を引き寄せちゃったか?
なんて普段起こらないことなので大変疑問に思っていたけれど、
事故に遭ったらどのように対処するかとか
病院ではどうするかとか事故後の保険の対応はどうするかとか
基本的で重要なことをたくさん学び(わたしはこういうことを全然知らないのだ)、
アメリカの病院ってこんな感じなんだ、てかどんだけ紙にサインさせんねん、
的なこととかいろいろ「経験に価値がある」と思っている
わたしには不謹慎にもすべて貴重な体験になりました。
5日間休んでいたうち3日が休日だったからずっと家に居て
ルームメイトの彼氏といる時間が増えて仲良くなりました。
最近私が疲れて帰ってきて無愛想なのが原因で喧嘩してたけど、
休みになったらわたしが家にいるのが嬉しそうで良かった。
事故した日も韓国料理屋のごちそうに連れてってくれた。
(脚を引きずってどこかにいくと皆が優しい!)
うぅん、突然の休みも悪くないな!と
働いてるところには申し訳ないがこの休みが本当にありがたかった。
そっか、休まないといけなかったから
神様的なSomeoneが軽い事故に遭わせて休ませてくれたんだ!
そう納得したのでした。
で、休んでいる間にいろんなことを考える。
大げさに言うと人生で初めてうっすら死を予感する体験をして
そのあと強制休養でひまでたくさん想いが巡った。
そして何を得たかというと現実を受け入れることに成功した。
まず第一に普通に健康でいられることがなにより幸せなんだと思った。
そしていまの生活がありがたいと思った。
いつも心ここに在らずの妄想病によって、
なかなか今をしっかり生きられていなかったわたしが
なんだかすんなり現実を受け入れて生きられるようになった。
当たり前にやっていたこともどこかイヤイヤ感とかあきらめとかがあったけど、
楽しめる感覚になった。
彼氏ともとっても仲良くなって愛みたいなことももっと理解して
事故に遭って知らないひとの優しさにも触れて
なんだか心が温かくなった。
悪いことじゃなかったな!と思いました。
P.S. 8/21-9/27帰国しますわ〜
国内、近隣国へのプチ旅行の誘い大歓迎。