10.10.2018

Nothing is permanent

だーん!
ここのブログの存在を私が忘れていたら、
ほかに誰もここを訪れる人さえいなくなっているだろう...
しかし、日々のくだらないことを綴ることを続けよう。

さて今回は、8月後半から9月頭にかけて3週間ほどで
NY-Berlin-Amsterdam-Burussel-Paris-Vannes-Porto-ポルトガルの田舎-Lisbon-NYと
旅行してきたことを書こうかな(やることおせえな。インスタグラムの写真の方さえ編集しきれなくてアップしていない)。


本日のTopics
1.ヨーロッパ周遊旅行に行った所感
2.旅行中荷物を盗られてほぼ手ぶらになった経験から悟った事
3.Hawaii-Oregon-Chicago-NY...行きのNYにたどり着くまでのサバイバルを解説
4.楽しかったこと、美味しかったこと、忘れがたいこと
5.帰って来て感じたこと



1.ヨーロッパ周遊旅行に行った所感

まずハワイっていうのは太平洋のど真ん中の孤島であり、最寄りの日本に行くにも西海岸にいくにも遠い。日本や西海岸には行ったものの、それ以上先は韓国とNYのみ。さらにその先に行くにはお金と時間が必要だった。ハワイに来て3年半が経ち、生活も安定してきたところでちょっと違うところにも行ってみたかった。旅行が好きだけどとりあえず目の前の生活に精一杯だったここしばらくは、近隣旅行で手一杯だったが、年末に帰った時に会ったゆいやポルトガル人の彼がいるともみちゃんなどからインスピレーションを貰い、あぁヨーロッパに行くかと。そして計画性はなく突如行くことに。コースは、とりあえずNYに寄ってからベルリン、そしてその後は決めずに最後はポルトガル。高校の同級生でイギリス育ちの旅慣れあづみちゃんとポルトガルは一緒に行くってことにした。
経緯を全部話すと長くなるので、中略し、ハワイからNYを経てヨーロッパはまず遠い。時差12時間で、地球の裏側へ行く事になる。到着してしばらくの時差ぼけがハンパなく昼夜ひたすら眠い。でも時は金なりなんでとりあえず出歩いて食べて遊んで新しい人に会ったり食べたりなんだり。新しいインスピレーションと仕事へのモチベーションになるので旅行って大事だわ!行って良かった!そう思いました。(なんだそのまとめ方)


2.旅行中荷物を盗られてほぼ手ぶらになった経験から悟った事

ベルリンからアムステルダムに移動する列車でのんきに過ごしていたら降りる時に後ろのラックに置いていた荷物がなくなっていた。ジーザス。アムステルダム駅の鉄道警察に申告し書類を貰う。幸い、保険があるのでどうやらお金は返って来るけど大事にしていたモノが失われた。特に惜しいのはわたしが大事にしていたネックレス。あぁ〜〜〜〜この7年くらいお守りとして持っていたのになんでその日に限って首にぶら下げてなかったのかな。出発の日の朝の事を覚えている。ポーチに入れてトランクにしまっちゃったんだよ。不幸中の幸いと言おうか、携帯、ラップトップ、パスポート、アメリカとヨーロッパの財布など貴重品はすべてペラペラのトートバッグに携帯していた。それはさておき服がない、下着がない、化粧品がない、歯磨きがないということで失意のままアムスの町を歩き、新たに小さなトランクを買い、下着を買い足す。服は気に入ったものを見つけたら買おうと思ってとりあえず同じ服で過ごすことに。教訓1:貴重品は必ず携帯、2:荷物は目の届くところか身近に置く、3:保険には入っておこう、4:長旅には超お気に入りを持って行くべからず。
ちなみにハワイに帰って来てから、世界一周女ひとり旅の経験のあるエリちゃんがうちに泊まりに来た。彼女は旅行中に荷物を3回も盗られたツワモノ!そんなエリちゃんの旅からの悟りは、「得るものは失う」だったそうだ。ハワイに来てよりいろんなもんに執着が薄れつつあるが、この盗難に遭う経験により仏教でいうところの苦の根源である執着がさらに薄れ、諸行無常の悟りに一歩近づいたのであります...南無。


3.Hawaii-Oregon-Chicago-NY...行きのNYにたどり着くまでのサバイバルを解説

旅行に行こうと思い立った時に飛行機を検索したら、ハワイーベルリンの往復ですでに$1800だった。これは高い、ということでUnitedに務めるジェイミーに相談。彼女のスタンバイパスで旅行させてもらうことに。これにより$1000ほどに経費削減。ただ、このスタンバイの問題は空席が会った場合のみ、その空席に最後に滑る込めるというリスク付き。これが厄介。旅程がはっきり決まらないのだ。私みたいなひとりで行く、旅程に余裕のあるシングルライターの場合のみ多分良い。そして幸いNYにも友だちの家があるので、いつ到着するかわからない場合でもどうにかなる。そうじゃない場合は使わないほうがいいやつ。つうわけで、NYに行くまでの道のりが大変だった。まず出発したい日にハワイから出るユナイテッドの飛行機はどれもはほぼ満席。NY直行便が第一希望だけど、それがダメなら経由便を利用すればいいし、とりあえずハワイから出れば色んな行き方があるからとりあえずハワイから出るのが第一目標。それにしても空席がどこにもない。ということでジェイミーがハワイアンに務めるアーネストさんにバディパスを使っていいか聞いてくれて、ハワイアンでどうにかオレゴンにたどり着いた。オレゴンからはNYはダメだったから、ディレイしてた夜中2時のシカゴ行きに乗れそうなんでそっちにトライし、成功。そしてシカゴからNYへとほぼ1日がかりでNYへとたどり着いたのだった。ふぅ。道中ずっとジェイミーがパソコンでどれに乗れそうか検索してくれて、社員用のサイトから私の名前をリストに入れてくれる。なわけで、ジェイミーにも申し訳ないというリスクもあるのだ!そんな何に乗れるかわからない状況なので、荷物も3週間の旅行にも関わらずキャリーオンできるコロコロ1つとリュック1つの軽装で行ったのだった。バディーバス使うなら冬場の旅行もダメだな。荷物増えるから。行きは大変だったけど、帰りは全部直行便で帰れました。あ、リズボンからNYの飛行機がいっぱいだったから、わざわざリズボンからポルトに安い飛行機で移動してNY行きに乗れたんだけどね...。800ドル節約するよりこの気苦労のほうが高いか安いかはわかりません。


4.楽しかったこと、美味しかったこと、忘れがたいこと

この見出しに関しては、ありすぎて思い出せない。美味しかったベストはフランス〜〜パンがうまい〜〜〜〜何を食べても美味しい〜(ハワイからすると)。そしてなんといってもポルトガル!うますぎる。あの各所での食体験がもたらした感動は筆舌に尽くし難い。ヨーロッパはチップもないしね、ハワイからすると安いし美味いと感じる。文化もあって最高だ。ベルリンはゆいが連れ回してくれていろいろアートを見て回った。あ〜〜わたしにはアートが必要だ。舞台や芸術やそういうものが糧になる。ハワイの大自然から天然の芸術を見いだすには精神修行が足りないようだ。そしておもしろい町にはおもしろい人がいる。そこも含めておもしろい。行きに2泊、帰りに1泊したNYは3rd、いや、4th Homeって感じで、観光は興味ないんだけど暮してる友だちと散歩してご飯食べてのんびり過ごすのが良い。美味しいものもあるけどNYもハワイと同じで高いね。ハワイよりチョイスがあるのに価格はハワイと同じくらいだから結果ハワイてとっても物価が高いところなんだなって気づくことになるんだけど。なのでどこ行っても安いしチョイスがある嬉しみで散財してしまうのであった。忘れ難いごとはやはり、美味しさ、ポルトガルの田舎のワイナリーの宿。あぁあのチルな時間は最高だった。瞬間移動でまたあのモメントに戻りたい。飲んで食べて恋はしてないけど町に恋して。祈ってはポルトガルの丘の上の教会は上との距離が近かった。いろいろうかがった中で印象的だったのは、私もあづみもシングル彼氏なしでどうしたもんかと聞いてみたところ、結婚をすると先に決めると助けてくれるらしい。相手もいないのに先に結婚するって決めるのか?それって変だなと思いながら、じゃあ果たして私は結婚したいと決められるのか?と話題になったが、ふたりの答えは、全然結婚したくない。だった!結婚は女性のステイタスではるが、結婚したからといって幸せになれるわけでもないし、いまこうして自由に旅行して楽しく暮しているなかで、妙齢女子は結婚しないといけないみたいな観念に囚われていたのかもしれないな、という気づき。子どもがほしいから焦るとはまた別の話かもしれないけどね。「私は本当は結婚したくない」という気づきは声を大にしていうとマズいけど多分本音だ。


5.帰って来て感じたこと

道中は何も決めないで行ったので、一個ずつ列車やバスや宿を取りながらきまぐれドラゴンクスト状態で進んで行った。途中パリにたまたま来てたまゆみちゃんにパリをガイドしてもらい、彼女に紹介してもらったフランスの地方ヴァンヌのマリーが初対面にも関わらず家に泊めてくれてお父さんやみんなで色々連れて行ってくれたり素敵な出会いもあった。行き当たりばったり旅は沢山歩いてインスピレーションを使うので感覚の刺激にはとても良い。そうしてハワイに帰って来たらなんとなく2レベルくらいアップした感じがして、また周りの人も変わってまた新しい道が開けたような感じ。実際には盗難の保険申告をして、お土産を配って、旅行の話をして、旅行で酷使してバッテリーが膨張してしまったアイポンを取り替えてなどなど。そして久々に人にマッサージしてみると、やっぱり私は人の痛みをそのままもらってしまっておんなじところが痛くなることが明らかに分かった。なのであんまり数がこなせない。帰ってからフェイシャルリフレクソロジーのクラスを取ったり、そのクラスで仲良くなったモアナサーフライダーで働くセロンダは人を見ただけで痛い箇所や原因がわかるサイキックで(悪いエネルギーの人に触ると手が荒れちゃうしね)、さらに帰ってからスパで担当したお客さんのラニさんは話してみると実はハーブを操ってトラウマを取ったりするハワイアンのクムでカフナの家系であなたに上が話せっていうから、って話し込んでたらわたしのスピリットが泣きだして止まらなくなったりするなど、とまた一歩前進している感があり。すべては必然であり諸法無我、涅槃寂静を体得しているのであります。