4.25.2018

Hawaiian Food

新しい場所に住むオプションのひとつが
その土地に根付いた食文化を学ぶ事。

ハワイアンフードの有名店
Da Ono Hawaiiand Foodって店が
うちの近くにあるんだけど
ハワイアンフードって苦手!
と思っていたので食べた事なかったけど、
取材で行く事になって初めて口にした。
最近50年人気店を支えた旧オーナーから
新しいオーナーに変わったとのことで取材。
新しいオーナーになると味やサービスが落ちるというのは通説だけど
ここは見るに見かねた旧オーナーのアンティ ヴィヴィアンが
まだ裏で働いていたんでしっかり味が守られている。
アンティの味を受け継がないとですね、と言うと
教えてもダメなんだ、とのこと。
どうやら自分にしかこの味が出せないらしい!

葉に包んだお肉、ラウラウ
タロイモをペースト状にしたポイ
トマトとサーモンを酢漬けにしたロミロミサーモン
春雨とチキンをチキンブロスで煮込んだロングライスヌードルチキン
ココナッツのゼリー、ハウピア
カルーアポークにアヒポケ、
ショートリブカルビ...


いろいろと巡ってみて学んでいることとして、
嫌いや苦手と思っている食べ物でも
正統派で美味しいとされているものは
美味しい!
だからトライしてみるべし。
そして、苦手だと思い込んでいた食べ物も
そこそこ大人になってそうでなくなっているパターンも多い。
なので選り好みせず何でもトライ!
基本嫌いなものもほぼないんだけど。
それでもさらにトライ!

キッチンの裏では50年ずっと作業している
おじいちゃんがラウラウ巻いてました。
渋かったのでぱちり。
ちなみにアンティ ヴィヴィアンは志村けんの
演じるおばあちゃんみたいなビジュアルで
とってもいい人だった!
アンティが手伝っているうちにまた行こう。


ハワイはいろんなアジア料理が楽しめる。
でも正統派のハワイ料理といったら、上のハワイアン料理
そしてモダンなパシフィックリム(海鮮を使ったアジアン×アメリカンフュージョン)
がある。
デザートとしてはこの日系移民から広まった
かき氷ことシェイブアイスかな。
この写真は アラモアナセンターに
できたHOPAっていう
元々アイナハイナにある店の2号店。

最近は、シロップも果実から作って
こだわっている店が増えている。
トッピングもおもちやあずきや果実や
濃厚なアイスクリームなど。

よくハワイで最近流行っているものはなに?
とか聞かれるけど、そんなのねぇよ
と思いながらそう言われれば
こういったものは流行なのかもしれないなと。

そして、私はやっぱり
真面目に作っていて、非常に正統派なものが好きだ。

ハワイのお土産の定番と言えばクッキー。
クッキーやチョコレート店を色々取材して、試食し
色々比較してみるとどこが美味しいのかわかる。
クッキーで美味しいのがこの
ビッグアイランドキャンディーズ。
とっても優良企業だし
バターやチョコレートの濃さが全然違う。
某パイナップルの形したクッキーは
悪くないけど、
こちらを食べてしまうと
それが大したことないってことが分かってしまう。

このビッグアイランドキャンディーズは
ハワイ島のヒロに1店と
アラモアナに1店しか店がない。
テナント料をタダにするから出店してくれ!
と言われても断るらしい。
こんなに美味しいのに店を増やさないのはなぜかと聞くと、
このクオリティを保つために無闇に店を増やしたくないのと
140人くらいいる従業員たちが
無理せず安定的に暮せれば良いから。
だそう。
取材してるってのもあるけど
いやはや何て素晴らしいんでしょうか。

こういうところがハワイのいいところかなって。
商売に無闇に走らない。 
あぁ、そしてそんなことを知らなくても
シンプルに美味い。

わたしは甘いものそんなに欲しないけど
これは好き!



取材していていい店のキーワードは、まじめで正統派であること、
そして一生懸命研究していいものを作ろうとしていて、
金儲けに走っていない個人商店や企業。

そういう店は記事でも贔屓目に書く。
そして良いよ!とオススメすることにしている。


4.12.2018

April Fool

もう4月かぁ、ということで
桜咲く日本に思いを馳せながら
なんだか忙しなく過ごしたここ最近。

そもそもほとんどの事を忘れちゃうんだけど、
最近の覚えてなさは酷いもんで。

あんなことあった、
こんなことあった、っていう
思い出をストックしておく
脳のキャパシティがあまりにもない。

これはおかしいんじゃないかな?ってレベルで
ほとんどの事を覚えていません。
だから色々経験しても全部完璧に忘れちゃうのが
なんだか勿体ないし
意味あるノかいな?と思うけど。
ということもあってのここだよね、


つうわけでてさてさて...
3月はこのカナちゃんという愛おしいキャラクターが1ヶ月
ルームメイトとして滞在。
家でひたすらツムツムをするかなちゃん。
歌ったり踊ったり飲んだりする
楽しい日々を過ごしました。

余談だが、かなちゃんといる間
両者ともおならが止まらず。
調べたらおならの要素はほとんど口から入った空気らしい。
独りでいる時はそこまで出ないおなら。
ということは、かなちゃんがいる間に
よく喋っていたって言うことになるのかな...!

fishcakeっていうインテリアデザイナーのマウラさんがやってる
おしゃれなワードのお店で
掘り出しマーケットっていうのがやっていて。
そこで買ったこの益子焼きの皿。
ほしかったお茶のセットも買ったし、
九州の民芸の小皿も買ったり。
本当に掘り出しマーケットだったな。
fishcakeにはマノアのスタバの創業者のひとりがはじめた
カフェ、モーニンググラスのバーが入ってるのも好き。

働いてるスパのすぐ裏にあるから
平日時間がある時は
そこでラテを飲む!
愛すべきアイスラテが絶品!
コーヒーも美味い!
もうココのを飲んだらスタバには行けないんだ。
ていうかそもそも
モーニンググラス→家コーヒー→その他いろいろ→スタバ(ノマド時仕方なく利用)
という感じで自分のなかでコーヒーにお金だすなら
モーニンググラスということにハワイではなっている。


そしてその間ちょろちょろマガジンの取材があった。
食べ物の取材が続く時には
んな感じで撮影したフードをたんまり
持って帰ることになりがち。
帰ってざんまいパーティーをする。
これ普段は独りでやっている。
それか全部子どものいるひとにあげちゃう。
撮影の食べ物にもうテンションが上がらない。
なぜなら散々撮って冷めてから食べるから
すでに美味しくない。
オージャスがなくなった状態で食べるので
テンション低い。
けれどフォトジェニックではある。
いつもなぜか取材にあたり
カリフォルニア発の海鮮料理の店は
ものすごいお魚の姿揚げや海鮮プラッターが
ドドーンと出て来るけど、
見た目のテンションの高さに対して
わたしはテンションが下がっていることは
あそこのマーケティングマネージャーの
ロブさんも知るまい!


さて、取材をしていて初めて出会ったのが
このAWAという泥水みたいなハワイ独特のドリンク。
味はまずい。そして、我慢して飲む効能は
ちょっとした麻薬のような効果があるということ。
飲むとまず口の周りが麻酔されたみたいになって
少し酔っぱらうみたいに気分がフワッとする。
古くは村の会議やスピリチュアルな儀式の前に
飲んで気分と頭を和らげていたとか。

これをよく飲んでいたらしい
Da Coveのオーナーのアンさんの旦那さんは
50代後半で心臓発作で亡くなっている。
↑これもどうやら副作用らしい。
ハワイに来たら試してほしい
このドリンキング麻薬AWA(アヴァ)。



そして先週は家族渡ハワイウィークで
わたしも1週間仕事休み一緒に遊びました。
今年は空港に迎えに行く前に生花のレイを準備して
ハワイ式でお出迎えしてみることに。
お父さんには男性用の実のレイにした。 


着いた初日はあいにくの雨で
みんな疲れてたのもあって
家で爆睡。

6日間滞在したうち、
予報ではずっと雨だったけど
なんだかんだ晴れが多かったので良かった。
ハイキングして焼けたり
ノースの海でやけどみたいに焼けたり
また黒くなってしまった。
下地ができているので、
焼けても痛くならないで浸透するように....

本当におもしろいもので
ひとは住んだ場所にすべてが適応するように
デザインされているなぁと。
あ、体型もかな....ハワイアン化を食い止めたい今日この頃。
いや、30を過ぎると色々変わって来る
それが事実だ。


色々秘密の場所に連れてったり
今回は前回のファンシーなレストランが不評だったため
超庶民的なところでばかりご飯。
ポケ、プレートランチ、コリアン、チャイニーズ
バブルティー、スパムむすび、マラサダ、サブサンド、
クラフトビールなどなど。
庶民的なところがやっぱりカルチャーということで。


最近ね、江原さんの動画にハマっている。
あの人は非常に気をつけて発言していて
なので当たっているとかどうとかじゃなくて
オーラの泉でいうところの
「あ、江原さんまた僕の家きましたね」
っていう国分太一くんの感じが正しい。

どの宗教観にも通ずるのがスピリチュアリムズだと
思うんだけど、魂の目的は
この世で経験と感動を積んで
魂の階層をあげて行くことらしいです。
お金はお墓には持ってけないけど
経験と感動は持って行けるらしい。
なのでなにかに迷ったらもっと経験できること、
もっと感動できることを選ぶべし。
そう言う意味では取材の仕事は
経験と感動できるからありがたいし楽しいな。
生まれたところじゃないところに
住むこともしかり。

なんか文句を言ってるひとがいるとしたら、
その人はもうその場に十分飽きてるってことだと思うなぁ!
自ら望んでしてることや状況に文句を言っているひとが理解できない。
現状に甘んじてるのは自分なのに
文句垂れ流すくらいなら自分で状況を変えるか
考え方を変えるかどうにかしろと思う。
私はこんなにやってるのに!てひと程
出来損ないか怠惰だったりするわけで。

ということで老人のような
締めくくり。

家族が来て1週間休んだらうっかり
その後は5月末まで休みなくノンストップということに
なってしまった。
さて、今週は原稿を書くぞ!