渋谷西武のmovida館が全階「Opening Ceremony」として8/30リニュールオープン。
OCのOCに行ってきた。
B1-7th Floorまであり、各階がテーマ別やブランド別にわかれていて、遊び心も満載で、すんごくかわいいんだ。って、それもさることながら、GuestにOlsen SistersなんかキャッチーなセレブやKirsten Dunst、Jason Schwartzman(!!すき!!)など「観てますけど!」な俳優陣もこのためにわざわざ来ており、非常に萌え〜度の高いPartyでした。
After Partyでは、リキッドでストロークスのジュリアンが始めたばかりのバンドのギグがあり、期待通りなかなか好みで良かったのですが、音響環境がいまいち悪く、ただでさえアレなのにジュリアンの声の良さが他の音にかき消されすぎてしまっていたのがたまにきずでした。でも、すごく楽しかったし、お土産もかわいかったし、なんか久々に派手なイベントで、オンワード樫山さぬの気合いが感じられました。
が、正直ものもうしたい。
Opening Ceremonyの洋服やセレクトはあーだこだ言わないでも素直にかわいいと思えるし、クロエ・セヴィニーとかをフィーチャーしているあたりも好きだし、感覚はすごいど真ん中。にっぽんに上陸したのは嬉しい、嬉しいんだけど、movidaに全館入れるようなセレクトショップでは絶対にないということ。ビル丸ごと入って、遊び心溢れて、カッティングエッジなセレクトショップっつーと、LONDONのDOVER STREET MARKETがすぐに思い浮かぶんだけど、わりと酷似しているなって思った節もあり。DSMはビルジングごとだけど、ロンドンのセンターでも比較的人通りの少ないあのストリートのしかも日陰側にあるから、許されるわけで。渋谷、しかも公園通り沿いとなると全っ然違うんだよ。むしろぶちこわしです。
価格帯もコットンのエコバッグで5千円、オリジナルも4万円位〜と、どう考えても一般受けしないと思うし(つか、狙ってるのかどうかは知らぬが)、5年もつかもたないかじゃないかな。SHOPも世界観が出ているし、すごくいいんだけど、あそこに大々的に入ってしまったことで、ブランドとして大切ななにかを失ってしまった感じがしてならない。すごく好きなのに、なんだかとっても残念な気持ちでいっぱいです。
なんというか、この気持ちや失ったもののはかなさを表現するなら、ドビッシューの「月の光」↓がまさにそれな感じ。