5.22.2015

Living

この人いいなぁ...っていうメモ。
http://www.ideelifecycling.com/?url=interviews%2Fdetail%2F57

5.07.2015

about hawaii


ハワイは田舎です。一部には観光客が沢山いるけれど、ほとんどのハワイは過去にタイムスリップしたかのよう。アメリカいちアジアフレンドリーで、日本を始め、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、タイなどたくさんのアジアからの移民とオリジナルのマイクロネシアンが共存しています。白人がいたとしたら、それもある意味移民です。

基本的にいろんなことがスローで、焦ったり急いだりする必要はない感じ。まぁいいか。と思える、というか早く早く!みたいな感覚さえどこかに消えてしまうのは、沖縄みたいだね。東京やほかの都市から来た人のスピード感に触れると、自分が本当に浦島太郎になってしまったような気分になって少し焦ります。だけど、まぁいいか!と結局なるのがハワイ。

これは韓国とも同じなんだけど、旅行でハワイに来ていた時と住んでみるのと違うのは、ここに暮らしているのであまり外に積極的に出なくなるということかな。友だちが観光で来た時はそれらしい美味しい店とかに行くんだけど、日常生活では学校に行って、運動しに行って、スーパーで食材を買って家で料理をして、友達の家にいってお酒を飲んで、みたいな感じになるので、暮らしてしまえば環境が違えどどこも同じになるわけです。善くも悪くも。

海外に出てくる前に神に誓ったように、貧乏と引き換えにこのある意味豊かな暮らしを手に入れたから、贅沢はできません。だけど、これこそが本当の贅沢なんだと感じられるのは生活に慣れてしまうとなかなか難しいものでね。後にならないときっと気がつけないのかもしれません。オーストラリアも韓国もバリも正直猛烈にヒマだったけど、いま思い返してみるといろんな美しい景色や人の顔や食べ物や匂いの記憶が浮かんで、それだけでなんだか心が充たされる感覚がある。たぶんハワイも同じ感じで、いまは退屈な日常だけど、後からかけがえのない時間になるんだろうな。

ビーチの前の木の下で朝からヨガをしたり、慣れないサーフィンをしてみたり、マッサージを習ってみたり、ビーチでひたすらダラダラしたり、意味なくただ海に沈む夕陽をみたり、なんかの会に参加したりクラブに行って新しい人に会ってみたり、家のひとの好みを考えて料理に励んでみたり、衝動的にタコスやマラサダを食べたり、ライフグループで友達と人生を語ってみたり、歩きながら虹を見て嬉しくなったり...。書いてみると素敵でも、いまはかなり退屈に思っているこんな日常がきっとあとあとわたしを充たしてくれるのだろう。