12.28.2014

Thanks Bali, Thanks god.

いよいよバリの50日間の旅が終わろうとしている。
今日が最終日。20時間後には飛行機の中だ。

これまで縁がなかったけど、なんだか呼ばれるようにして来てしまったバリ。
一緒に来る予定だった彼氏とは来る前に解散してしまったので「なんで1人で行かなきゃなんねーんだよ!」とさえ思っていたが、行くと決めたら行くよ!なマイコってことで1人毅然と上陸したのだった。

旅先に知り合いのいない本気の一人旅は実際のところこれが初めてだったし、最初は失恋のダメージとあいまってなんだか凹んでたけど、時間の経過ってのは恐ろしいもんで、オンザビーチのホテルでプールにつかり日焼けして、本読んで、夕日を見てたらなんだか癒されたみたいで、到着して4日目くらいには1人にも慣れてアグレッシブにバリを楽しめる感じになっていた。サーフィンしてみたり、ビーチで飲む生ココナッツは私の大好物だし、無免許だけどバイクをレンタルしてスミニャックまで遠出して、お気に入りのオシャレなカフェを見つけたり、オーガニックファーマーズマーケットに行ってみたり...。7日目からはヨガ教室で出会った豪州留学帰りの日本人女子“はるかちゃん”が旅のパートナーに加わり、ホテルに一緒に寝泊まりしたり、可愛い店みつけて買い物したり、Wホテルのブッフェに行ったりした。そのとき私が夢中になってたこれからの宇宙のことをバーッと喋ったりしたが、丁度向こうも同じ事に関心があって話も通じて本当にちょうどいいパートナーだった。趣味も合うから町に行って可愛いと思うお店の感覚もいいし、はるかちゃんが教えてくれたサーフブランドのInsightでは水着を2着も購入した。ついでにいうと最初の1週間泊まってたホテルで現金$100盗まれたので、彼女が合流してくれたお陰でホテル代として現金を貰えて、現金がない問題が解決した。神様はよく仕組んでくださるわ、と心底関心。

で、そんな楽しさ全開のときに例の彼氏くんから連絡が来た。最初は会うのを渋ったが、ここで会わなかったらもう会わないかもしれないし、ということで結局会うことにした。
今までバリで何してたのか話したり、今後のこと、彼が韓国に帰ったらどうするか、わたしがバリのあとどうするかを話して時間があっと言う間にすぎていった。今までで一番色々話したかもしれない。そして、行きの飛行機で私があなたと結婚する、いう直感が降りて来た事も流れで伝えた。2人の色んな偶然や共通点をお互い体感して分かってるから、その大それた直感を伝えるも苦労がなかった。ソウルメイトなんで、別れてもなんか平気な感覚。妙な安心感。だから「あなたじゃなくてもソウルメイトはいっぱいいるし大丈夫だよ!」と言って、お互い頑張ろう!と笑顔で別れた。(余談だけど実はスピリチュアル的にはソウルメイトとは一緒にならないほうがいいというのをこの前に読んで愕然としたのだ)

日本の地元の親友がたまたまバリに旅行に来てたから会ってご飯をしたり、最後お礼にと言ってつけまつげを付けてくれたはるかちゃんとも日本のどこかでまた会う事を約束してお別れ。そんなこんなで最初のビーチサイドでの2週間が終わり、バリの兄貴邸での4週間が始まる。

ヌガラというバリ島の西側にあるエリアまで車をチャーターし4時間。超ざっくりした住所を頼りに(その辺は住所なんかない)なんとかアニキの豪邸に到着。大きいプールにお手伝いさんたち。大邸宅には部屋が何個もあり、兄貴に会いにくる日本人のお客さんが絶えないそんな家。滞在中はお手伝いさんと一緒になってお客さんの対応をしたり料理をしたりってのが使命だったけど、私のいた時期は来客も少なくかなりのんびり過ごさせてもらった。途中温泉リゾートに連れて行ってもらったり、お客さんが来れば豪華なインドネシア料理をごちそうになったり。この家に暮らすカナちゃんとはかなり仲良くなり、一緒に町にお出かけしたり、明け方まで話して相談を聞いたりしていた。それからこの家で飼ってるプードルが産んだ可愛い子犬たちがいた。こないだまで元気だったはずなのに一匹が病気で死んだり、もう一匹も病気にかかって入院したりと生と死を目の当たりにして考えさせられるものがあった。2匹がいなくなったのも束の間、ミーちゃんという生後1-2週間の迷い子猫がペットとしてこの家に迎えられ、犬派のわたしもその可愛さに大変に癒されたものだった。映画にもなった大富豪の兄貴は苦労を積んで来たからこそ、とても大きな人だった。誰にでもいつも笑顔で気を遣っている、そんな人。ここに来たお客さんにも仲良くなった方いたしで面白かった。なにより、兄貴邸の文化交流プログラムのお陰で貧乏無職なのにこうしてバリに来れたこと、本当にありがたかった。そんなこんなで4週間が過ぎてヌガラを去り、最後の1週間でいまいるウブドにまた一人旅にやって来たのだ。

スピリチュアルな田園と森の町ウブド。ここに来てこの旅の集大成的に色んな気付きがあった。なんだってこの土地の"気"がいい。地面からグワッとわき上がる感じ。大地と宇宙が非常に近い感じとでも言おうか。泊まってるホテルのスパにはチャクラの気を調整してくれる霊気マスターがいて、そのマスターによる霊気ヒーリングマッサージを受けたり、パワーの強力なモンキーフォレストに行ったり、そしてYOGABARNという森林の中にある欧米人に人気の大きなヨガスタジオでヨガしたり。ヨガのときの瞑想で、いままで感じた事のない"初めての領域に達した"のも大きかった。目を瞑りながらも急に視界が明るくなり、感覚が開き、そして宇宙に繋がる。この瞬間から「大いなるもの」との対話が非常にスムーズになった。このチャネリングでこれまで色々モヤモヤとしていた疑問の数々がスルスルと解けて、気持ちも体もすごく軽くなった。
彼への気持ちや例の直感の意味、これまで歩んで来た事やこれから進むべき道。全てに意味がありバラバラなパーツが全部パズルのようにピタッと合わさった感覚だった。すごく大事な言葉を沢山授かったし、本当に心が震えた。バリに来たばかりの時は"なんで来ちゃったんだ?"と疑問にさえ思っていたけど「あぁ、だから私はこうしてバリにやってきたんだ」と飲み込めた瞬間だった。明日は一日中ヨガをして締めくくりたいと思う。本当にスーパー気持ちの良いバリだった。


最後に、このときの大いなるものとの対話の中から最も印象深かった言葉を。
大きなるもの:君には人々に愛を伝えてほしい。誰もがその魂にとってひとつも欠ける事なく完璧であるという事も。
わたし:あなたは一体誰ですか?
大いなるもの:私は君自身だよ

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