12.13.2014
Life in a day
最近NYのピノりんとバリ島のマイコがLineにて変な会話で盛り上がっている。
陰謀の話とか宇宙の話とか。 で、そんな話の延長でピノりんが教えてくれたこれ↑。
2010年7月24日、日曜日に世界中の人が撮った映像を編集した「LIFE IN A DAY」。
気になってわたしもこの日何していたから調べてみたところ、この日は湘南の海でチルっていた。モヤモヤと考え事をしていたと思う。
そのときは2014年のいまオースとラリアに渡り、韓国に住んだあとにバリにこうしてステイしてることなど想像だにしていなかっただろうな。
で、この映画のポイントは、私が以前より疑問に思っていた"スパイラルワールド"の件である。
時間とは一体なんだろう。同じ地球の同じ時でありながら、文化が違えば時代感覚が変わってくる...。
ただ、時代感や場所が変わっても言えるのは人生で大切なものは人間みな同じである、ということだけは見て取れるけど。
さて、ここでひとつひっかったのがこの作品の監督がリドリー・スコットであったことだ。奇しくもこの日東京の国技館でラフ・シモンズ率いるDiorの盛大なショーが行われていた。このプレフォールのショー、テーマは“東京”で音楽にはインスピレーション源にもなったであろう映画『ブレードランナー』の曲が使われていた。ブレードランナーといえばLIFE IN A DAYと同じリドリー・スコット監督作品だ。ブレードランナーが描く未来は2019年である。82年の公開当時、少しリアルに思えるそう遠くない未来。映画には東京が舞台として映し出されており、当時から東京は未来的な都市だったことが分かる。そう、同じ時間でも場所を変えると時代感が変わるなかで、昔から東京はとても未来的な場所だったということなのである。私がいまいるバリ島の映像もLIFE IN A DAYの中に映し出されていた。東京よりも2-30年くらい遅い時代感覚の発展途上中のバリ島。ヒンドゥー教を信じ、神様が身近なバリで、満月をお祝いして神々にお祈りをしてまわる女性の姿が映画で映し出されている。いまもバリではこうして当たり前にお祈りを捧げているから、本当に同じ瞬間の時間のスパイラルをわたしは縦に移動しながら生きていると感じる。最近特に自分がどこにいるかわからなくなる感覚があるけれど、それはほかでもない、実体がどこにもないからだろう。わたしの存在は元を正せば意識でしかないのだから。
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