ついにその日が来たのです。
「笑っていいとも!」が終わるその日が。
わたしはこうして実家とSkypeをつないで、中継をして観ていました。
生まれる前からいつも当たり前のように
放送していた「いいとも!」
だけどよく考えてみたら生まれる前からタモリさん、
その人だけは絶えず毎日出ていた訳で。
その当たり前って恐ろしくとんでもないことで。
なににも期待していない絶望王、そんな風にタモリ論で言われていた通り、
期待もせず、爆笑田中が言ったように毎日やっているのにいつまでも不慣れで
毎度照れながらやっていたからこそ続いた32年。
もうありえないんじゃないか?って豪華なメンバーが生放送で
同じステージにあがっていた。タブーと言われる組み合わせも関係なく。
それもこれもみんなタモリさんが好きだからこそなし得た事。
サンコンもマッスルも。
橋田先生も。
レギュラーからのスピーチから浮き彫りになるタモリさん像はこうだ
・誰にも平等
・相手を緊張させない
・くだらないことにのっかる
・(鶴瓶さん以外)誰も叱らない
やはり要するに、"期待していない"のだ。自分にも他人にも。
若い頃はもっと無茶していたと思うけど、それでも出力は昔から低め安定。
だから信頼されている。変わらないからだ。
そしてタモリさんの前ではなんだか正直になってしまう芸能人たちも面白かった。
そして皆が口を揃えて「タモリさんみたいな大人になりたい」と言っていた。
たけしやサンマにはなれないけど、タモリさんみたいならなれる。
いや、単純にタモリさんって人が好きだからのコメントだったんだと思う。
わたしもタモリさんのようになりたいと思ったうちの一人だ。
本当にありがとう、タモリさん。
まるで父の定年のようでもあり、もうタモリさんが死んでしまったようでもある
非常に不思議な気分だ。
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