9.16.2011

Shanghai~Acrobatics issue~

中国は無駄にアクロバッティックだ。それもサービス精神のひとつとわたしは捉えた。飛行機も揺れる。タクシーもウィンカーを出さずに車線を変更する。街のチラシ配りの少年も、フェンシングのような動作でスッと横から現れてパッとチラシを突き出してくるなど。ということで、上海アクロバット編をお届け。
初日にさりが連れてってくれたのは安全安心おいしい、台湾の点心屋「鼎泰豊」。包み職人も超高速だ。

綺麗でおいしくて安い! 上海料理の店「1221」でランチ。最初に入れてくれたお茶もアクロバティックだった。達人、無言の「ウェルカム」。

そしてさりープレゼンツで雑疑団も鑑賞。シルクドソレイユなんて非にならないくらいの、ガチなすご技の連続にただただ驚くばかり!人口が13億人もいるから、いろんな演目はそれぞれ違う人が出るんだと思ったけど、全然そうじゃなくて。総勢20人くらいの出演者で10個くらいある 演目をこなしていた! 体がぐにゃんぐにゃんの人。帽子7こををお手玉のようにして被る人。あごの力だけで宙をぐるぐる廻る人。小さな玉に5台のバイクが入ってひたすら回る。などなど。あとドヤ顔半端ないマジシャンのおばさんは、鳩 を体から7匹くらい出してきて怖かった。
 
女子にいたっては美しくスタイルもいいのに、皿何枚も回しながら肩やアタマの上に人乗せて歩いたり。チャリにすごい人数で 乗ったり。とにかくすごい!圧巻!のひとこと。ちゃり大人数乗りとかに関しては、の支軸になっている女性とかほんと顔がガチすぎて、気の毒に思ってしまっ た。美しくスタイル も良いのに、なぜこんなに体を張っているのか....満足なお給料をちゃんともらえているのだろうか...しかしクラブにいたKTVの女性よりは、きちん とした仕事をしていて立派なのだろうか....などと余計な心配がアタマを駆け巡ってしまうこともあり、終始ドギマギ。これは新しいハラハラ感の提案なのかもしれない。
 
一番好きだったのは、ものものしい音楽と落としめな照明のもと、非常にスロウなテンポで繰り広げられる、男子二人による、この↓演目だった。無駄にメタリックパンツ一丁。ゲイ、いや、ボディビル?にしても青年のルックスが素朴すぎた。大変にシュールで好きだった。

雑疑団のあとは火鍋専門店へ。辛いほうは山椒ととうがらしが激しく効きまくっていて、めちゃくちゃ辛くておいしかった! みんなは辛い方もアッサリ味のほうで一端濯いでから食べてたlol(ちなみにこの火鍋後のおしりのピリピリ具合は私史上最強。ピリピリどころか、ピリッピリ。韓国料理も及ばないレベルだ。帰りの飛行機では3度トイレにたち、食後4日以上経つ今もなおお腹がユルい。でもまた食べたい)
で、上海に住んでる日本人たちの間ではこの店のことを「ビュンビュン麺の店」って呼んでるそう。なぜかというと、この名物のアクロバット麺があるからなんだって。鍋の〆で頼む手延べ麺なんだけど、"もう麺入れますか?" "はい"というとなにやら特別な白い服着た専門要員が登場し、塊の生地から麺を伸ばしてくれる。その様子がこちらだ! 1・2・3↓
あ、それそれ
シュンシュン
くるくる
床に着くのか着かないのか!たまに着いちゃうらしいけどお構いなく!
早すぎてみ、見えない!
ダーン!
まさしくビュンビュンメーン!アーイ。
なぜか上下白いテニスウェアに身を包んでいるのも納得のアクロバティック具合!鍋に麺が投入されると、わたしたちのテーブルからはヒュー!っと歓声があげられた。しかし、麺の王子様はいたってクールなのであった。

以上、上海レポートでした。

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