今月のクラブ活動は、世田谷名物「ボロ市」へ。
毎年12月and1月の15・16に開催されるボロ市。天正6年(AD1578)に北条氏政の「楽市掟書」によって始まり、今年で
432年目。すげえ。母が骨董好きとあり、毎年行っているのだが、最近になって、骨董の良さに目覚めつつあり、みんなで行ってみてはどうかと提案したところ、見事採用していただいた次第。 あんこは、引っ越しのため参加できず、3人で巡ることに。
ゆるっと上町駅に集合。私はバスで行ったわけだが、彼女らは風情ある世田谷線に揺られてやってきた。で、早速見て回る。
あだちはお目当ての徳利とおちょこを探し、わたしもジョーイさんにギフトでいいもんがないか探しながら通りをぶらつく。お店を覗いては店の人と話したりし ながら、説明を聞いたりするのがおもしろい。あだちはさすが主婦なので、キッチンまわりのもんを買う決断がおそろしく早い(ように思える!)。イメージが はっきりしているという感じで、見つけたら値段を聞いて、納得したらすぐに買う。一方、わたしとサリーはぐずぐず...hehe。生活力の差?を感じまし た。とりあえず、めぼしいものをみつけると、うちのおかんのような強者は店の人と仲良くなって、そこからがんがん値切りにいくわけだが、上品なあだちさん はそんなことしない。というか、ボロ市というだけあり、ただでさえ安いのだから、本来そんなことする必要はないんだけど...。
で、おのおのいろんなもんに気を向けながら、とりあえず寒くて、シャーピンやけっこうな人数のおばちゃんらがノンストップで作り続ける名物の代官餅を食べたりなんだり。代官餅を売っているそばに、ドラマ「花より男子」でつくしがアルバイトしていた和菓子店「鶴屋吉信」があるよと行ったら「みに行く!」と言ったサリーに、ついでにその先の世田谷通り沿いにあるおなじみ、めちゃ旨い肉まん屋「鹿港(ルーガン)」の肉まんも買ってきてーとかなんとか言って、結局またまぁよく食べたわけだ。
この日のテーマソングはなぜだかみんなして加藤清史郎君の「かつおぶしだよ人生は」になってしまい、歩きながら食事しながらひたすら「ねこにーうまれてよかあたよー」と独特の素朴な発声を模したうえに皮肉を混ぜ込んだ微妙なニュアンスで歌う。招き猫とか、something猫モティーフアイテムが売っているのを見かけると、誰かが「ねこにー」と言い、そこにみんなが乗っかるなどして寒さを忘れながら歩いて回っていた。
ボロ市は基本骨董が中心なんだけど、盆栽屋さんだったり、お祭り半分という感じで、ジャニーズのポラロイドを売る店や、緑茶やさきいかなど単品を大量に叩き売るアメ横的な店や、お香や謎の健康下着なんかを売っているという店もあるし、なかにはこんなのも↓
あとはおかしな人もおる↓
し、反定立なディスプレイなどもあったりして実にカオスでファンタスティック。
そのあとは、茶で温まり、ひらすら映画の話に...。次回は、あだち家のアトリエ?にあるホームシアターで各々おすすめ映画を持ち寄って鑑賞会しようという結論に達す(当然の如くまたしても手芸ではないのだが)。そこでは着物で来ていた母チームとばったり会い森健の父などにも突然話しかけられて久々すぎて変なおじさんかと思うなどしておかしかった。
のち、おなじみ大蔵ランドのバッティングセンターへ。意外な収穫だったんだけど、サリが鬼運動音痴だということをこの時初めて知ることとなる↓みよ、この見事な引け腰を!!
見かねてあだちがレクチャー。のち、隣の外人がバチバチにヒットしているのをミラーニューロン方式で真似て、さいごはそこそこいい感じになっていたが、あれはおかしかったー。男子的感覚でいうと多分、相当かわいかった:)
それから、桜といえば忘れてはならぬ器やさん「夏椿」へ。元「KOHORO」のディレクターである、恵藤あやさん(とても素敵な方!)が一人で買いつけから販売までやっているお店。民家を古材などつかって改装したステキな一軒家のお店で、オークラランドの前のピザハットの道を入ったすぐ右が店。かわいい器でおいしいお茶もだしていただいたりして、恵藤さんと談笑しながらダラダラ滞在。なぜか最終的に3人揃ってsilverのringを購入。わたしは、即日無くすわけだが; ( 文庫革の財布といい趣味が被るものだ。
終着点はわが家。年末見られなかった紅白歌合戦を再生し、本物の「ねこにーうまれてよかあたよー」を見ることができて感動。スーザンボイルさんに涙。キムタクのマイコーに腹を立て、きよしのルンバはまずいでしょと思い、メカ幸子に感動。
まこやんの戦利品おちょこ(各¥300)を俄プロの母に見せると「買物上手」との評価。さすがですやん?